「今日のできごとを、声でささやかに上演する」ワークショップ

目の見える人と見えない人が、作品を囲んで語り合い、それぞれの声に耳を傾けながら作品を鑑賞します。そこで生まれた言葉、感覚や気持ちを拾い上げ、「聴く演劇」という音声をつくってみます。音声を聴きながら作品を見ることで、今この瞬間の私と、いつかの誰かの声が重なって、鑑賞が演劇のように上演される不思議なワークショップです。音声は沖縄の会場に展示され、訪れた人に届きます。
詳細情報
日程:8月21日(木)
時間:12:00-16:30
定員:8人
対象:中学生以上、障害の有無に関わらずどなたでも
※お子さま連れ可(お子さまの年齢をお申込み時にお知らせください)
※中学生の参加には保護者の同意が必要です。
集合場所:講堂
持物:ご自身のスマートフォンとイヤホン
※スマホのご準備が難しい方はお申込時にお知らせください
申込:要
応募締切り:8月14日(木)*申込多数の場合は抽選となります。
*別途、企画展の観覧券が必要となります。イベント参加者は団体料金で入館いただけます。
受付にてチケット購入時にイベント参加のむねお伝えください。
お申込み
申込フォーム ▶ https://forms.gle/Cm6jXAptGU5Z9e2f9
ワークショップの流れ
①目の見える人と見えない人が一緒に作品を囲んで語り合います。見えるもの、感じたこと、思い出したことなど。ひとりひとりの声に互いが耳を傾けながら作品を鑑賞します。
②いつか同じ作品を鑑賞する誰かに宛てて音声を創作します。鑑賞の時間を振り返り、印象的だった言葉や感覚をグループで共有します。それらの断片をつなぎ、さらに演劇的な発想を掛け合わせることで「聴く演劇」が生まれます。
②参加者の声を録音して音声の完成です。自分のスマホで音声を聴きながら、みんなで作品を鑑賞します。声とともにひとりひとりの中でささやかな鑑賞が上演されます。
注意事項など
・当日は記録のため撮影を行います。撮影した写真・動画は今後、報告書や広報物、SNSにて使用いたします。ご了承ください。NGの場合、お申込時または当日お知らせください。
・ご提供いただきました個人情報は本ワークショップに関するご連絡等にのみ使用し、他の目的には使用いたしません。
・ワークショップで創作した音声は那覇会場に展示いたします。
・展示の中から数点の作品を鑑賞して、音声を創作するワークショップです。全作品を鑑賞するガイドツアーではありません。
進行役:
大石将弘
山本雅幸(青年団)
林 建太(視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ)
上田喬子(視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ)
松本晶子(視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ)
企画・制作:きくたびプロジェクト
美術館や様々な場所で、演劇の力をかりてちょっと変わった「音声」をつくるプロジェクト。「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」の呼びかけにより、俳優の大石将弘を中心に活動を開始。演劇的な仕掛けのある「音声」を指定された場所で聞くことで、目の見える人にとっても見えない人にとっても様々な角度から場所と出会うきっかけをつくっている。これまでに「横浜美術館コレクション編」、「HOME編」、「みんなで創作編」などを展開。
https://sites.google.com/view/kikutabiproject/
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進行役
大石 将弘
(俳優)1982年奈良県生まれ。劇団ままごと、ナイロン100℃に所属。ロロ、木ノ下歌舞伎、ゆうめい、夏の日の本谷有希子、ピンク・リバティなど様々な演劇カンパニーの作品に出演。また、劇場外での演劇創作のプロジェクトにも多数参加。鑑賞者がスイッチを押すと始まる一瞬の演劇「スイッチ」を上演する団体、スイッチ総研は日本各地の芸術祭に招聘され、地域の俳優や市民と共にその場ならではの作品を創作・上演している。劇場や学校、福祉施設でのワークショップも継続的に行う。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。
講師大石 将弘(俳優)
1982年奈良県生まれ。劇団ままごと、ナイロン100℃に所属。ロロ、木ノ下歌舞伎、ゆうめい、夏の日の本谷有希子、ピンク・リバティなど様々な演劇カンパニーの作品に出演。また、劇場外での演劇創作のプロジェクトにも多数参加。鑑賞者がスイッチを押すと始まる一瞬の演劇「スイッチ」を上演する団体、スイッチ総研は日本各地の芸術祭に招聘され、地域の俳優や市民と共にその場ならではの作品を創作・上演している。劇場や学校、福祉施設でのワークショップも継続的に行う。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。
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進行役
山本 雅幸
(俳優)1981年神奈川県生まれ。劇団青年団所属。近年は贅沢貧乏、木ノ下歌舞伎などへ出演。公募の参加者とつくる『地域の物語』、ろう者と聴者でつくる『視覚言語がつくる演劇のことば』、福祉施設で働く方にインタビューをしてつくる『「支えること」についての小さな劇』など、いろんな人と対話を重ねた作品づくりを行っている。幼稚園~高校や、0才児からの親子ワークショップなども行い、「共につくる」ことを大事に進行している。
進行役山本 雅幸(俳優)
1981年神奈川県生まれ。劇団青年団所属。近年は贅沢貧乏、木ノ下歌舞伎などへ出演。公募の参加者とつくる『地域の物語』、ろう者と聴者でつくる『視覚言語がつくる演劇のことば』、福祉施設で働く方にインタビューをしてつくる『「支えること」についての小さな劇』など、いろんな人と対話を重ねた作品づくりを行っている。幼稚園~高校や、0才児からの親子ワークショップなども行い、「共につくる」ことを大事に進行している。
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進行役
小視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
2012年活動スタート。スタッフ10名(視覚障害者5名、晴眼者5名)。全国の美術館などで目の見える人、見えない人、見えにくい人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営している。2020年以降はオンラインの鑑賞プログラムも開催している。文化芸術へのアクセシビリティ向上や、誰もが「みること」について安全に語り合える場づくりを目指している。
進行役視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ
2012年活動スタート。スタッフ10名(視覚障害者5名、晴眼者5名)。全国の美術館などで目の見える人、見えない人、見えにくい人が言葉を介して「みること」を考える鑑賞プログラムを企画運営している。2020年以降はオンラインの鑑賞プログラムも開催している。文化芸術へのアクセシビリティ向上や、誰もが「みること」について安全に語り合える場づくりを目指している。