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(カテゴリー)展覧会

(ニュースのタイトル)みずのき美術館とアーティストたちが春の訪れを知らせる

(更新日)2019年03月19日

(この記事について)

アーティストと福祉施設の人々の交流から生まれた作品やプログラムを紹介

本文

みずのき美術館が開館当初から開催している「HOME PARTY」展は、ホームパーティのように互いに作品やアイディアを持ち寄ったり、現地制作を行ったりし、美術館で春の訪れを祝うことを目的としています。
5回目を迎える今回は、2015年より東京都等が進めるアートプロジェクト「TURN」との連携により。京都府の障害のある方たちとも所縁の深い2つのプログラムを軸に、展覧会を開催しています。


池田晶紀《ロードショー》出演:高橋正浩 2017

池田晶紀《好きなもの》2017

川瀬一絵《Portrait》2017

池田晶紀・川瀬一絵×高橋正浩×社会福祉法人きょうされんリサイクル洗びんセンター

映像作品「好きなもの」・「ロードショー」
東京・昭島市にある(社福)きょうされんリサイクル洗びんセンターは、京都府亀岡市を拠点とする(社福)亀岡福祉会と同じ理事長が運営している。同センターはTURNの一環で、2015年から写真家の池田晶紀と川瀬一絵との交流を行っており、そのプロセスで育まれたセンターの利用者の人たちとの関係性を、映像作品と写真作品によって紹介します。


久保田沙耶《だれのためでもないもの》2018

久保田沙耶×社会福祉法人松花苑 みずのき

2017年より、京都府亀岡市の障害者支援施設みずのきで、短期滞在を重ねながら施設利用者との交流を重ねる美術作家の久保田沙耶。施設内の欄干の錆びた箇所に色を塗る一人の若い利用者と出会い、彼の表現を模倣することでみえてきた世界について考察します。


【出展作家】

池田晶紀
写真家。横浜市生まれ。1999年自ら運営していた「ドラックアウトスタジオ」で発表活動を始める。2003年よりポートレイト・シリーズ『休日の写真館』の制作・発表を始める。2006年写真事務所「ゆかい」設立。国内外で個展・グループ展多数。アーティスト三田村光土里とのアートユニット「池田みどり」としても活動。
http://yukaistudio.com

川瀬一絵
写真家。島根県出雲市生まれ。島根大学教育学部、東京綜合写真専門学校卒業。テーマを定めずに衝動的に撮り、それらを編集しながら衝動の訳を探るような作品づくりをしている。国内外で個展・グループ展多数。
http://yukaistudio.com

久保田沙耶
美術家。茨城県生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻油科研究領域卒業。日々の何気ない光景や人といの出会いによって生まれる記憶と言葉、それらを組み合わせることで生まれる新しいイメージやかたちを作品の重要な要素としている。プロジェクト「漂流郵便局」(瀬戸内)
http://sayakubota.com


インフォメーション

HOME PARTY05
TURN –ときをかさねる」

会期:2019年224日(日)〜324日(日)10:00-18:00
休館日:月・火曜日(但し祝日の場合は開館)
会場:みずのき美術館(京都府亀岡市北町18
http://www.mizunoki-museum.org

主催:きょうと障害者文化芸術推進機構(京都府)、社会福祉法人松花苑みずのき美術館
企画協力:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人Arts Embrace、国立大学法人東京藝術大学
協力:社会福祉法人きょうされんリサイクル洗びんセンター、山山アートセンター、社会福祉法人みねやま福祉会MaRooTs

会場

[みずのき美術館] 〒621-0861 京都府亀岡市北町 18

みずのき美術館
〒621-0861 京都府亀岡市北町 18