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アート・文化・人を通じて、ダイバーシティ(多様性)の意義と価値を伝える記事を発信しています
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迷いなく色鉛筆を走らせて図鑑の生き物を描く。1時間もしないうちに作品が完成した。流生(りゅうせい)さんが生み出す作品は、大胆さがある画風でありながら優しさを伴っている。それは、彼の性格がにじみ出てい…
JR鳥取駅から徒歩10分ほどの商店街に、〈アートスペースからふる〉はある。ショーウィンドウに多肉植物やマスクが並び、一見すると何かのお店のようだが、実は福祉作業所だ。“からふる”な個性から日々作品が…
世界のファッションは均質化に向かっているようです。比較的安価で高品質のファストファッションが世界に広がっています。しかし、着こなし方や好む柄、トレンドは地域や文化によってそれぞれ。多様性のある社会で…
滋賀県にある〈やまなみ工房〉。静かなアトリエで机に向かっている女性がいる。ゆっくりと色鉛筆が動く。絵に集中しているのかと思っていると、川邊紘子さんは遠くを見つめる。そしてまた絵の世界に戻る。視線は紙…
イッセー尾形の 妄ソー芸術鑑賞
闇のように深い黒の世界で、不気味な光を放つ青。そこには影たちがうごめき苦しむ、謎の刑務所が存在していた。
旅は多様性を学ぶ絶好の機会。近年、宿泊先として若い世代を中心に人気なのがゲストハウスです。人気の理由はゲストハウスの存在が地域と近く、暮らすように滞在できるからかもしれません。コロナ禍の現在、かつて…
美学と現代アートを専門とする伊藤亜紗さんは、障害がある方の身体感覚についての研究でも注目されている。著書『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)の中で、「健常者が障害者をサポートする…
障害のある人たちの作品に対し、好意的な印象を持つ人がいる反面、「わかりづらい」という声も聞く。かつて「わかりにくい芸術作品」だったパブロ・ピカソ。しかし、最近では「わかりやすい芸術作品」として親しま…
アニメキャラクター、浮世絵の登場人物、恐竜、妖怪の群れ。鵜飼結一朗さん〈やまなみ工房〉(滋賀県)の描く世界観は古今東西が入り乱れる。緻密なドローイングと同じように、鵜飼さんがやりがいと感じることはト…
様々な人々が暮らす都市は多様性そのもの。東京新橋の雑居ビルを描いた『新橋パラダイス』(文藝春秋社刊)を上梓した編集者・ライターの村岡俊也さんは、「雑多な人々が交わる地点として、都市はあるのではないだ…
消防士、レーサー、バンドマンなど、さまざまなシチュエーションに家族全員でなりきって撮影した写真集『浅田家』。家族写真のありかたを考え、これまでとは違う写真のおもしろさを発表・提案している浅田政志さん…
とある町の祝祭日。人々の笑い声とともにあった幸せの日々から一転、彼らの未来に待ち構えていたこととは。
10Bの鉛筆が紙面を走る。幅2メートルにも及ぶロール紙に淡々と描き続ける井上優さん。堂々とした描きっぷりだが、肉体労働やカフェ店員を経て、本格的に絵を描きはじめたのは70歳の頃から。絵をはじめてから…
利用者が楽しみながら制作し、個性が楽しく活かされている〈しょうぶ学園〉のものづくり。こうした作品やクラフトはどのように生まれてきたのか。福森伸統括施設長に振り返ってもらいました。
ひたすら削る人、こねる人、5年近くも同じ布に刺繍を続ける人。利用者それぞれの持ち味を活かして制作されたアートとクラフトが、福祉の枠を超えて多くの人の心をつかむ〈しょうぶ学園〉。こうした作品はどのよう…
絵本は子どもたちに向けた内容ながら、本質を鋭く描いた作品が多い。小さな子どもからの視座だからこそ、大人たちの「常識」を時に大きく揺さぶります。京都在住の絵本編集者・筒井大介さんに「多様性を考えるため…
柳家花緑(やなぎやかろく)さんは9歳で高座(こうざ)に上がり、戦後の落語界最年少記録の22歳で真打(しんうち)昇進を果たした。しかし、花緑さんは子供の頃から字の読み書きが苦手という悩みを抱えていた。…
ソーシャルコーディネーター・デザイナーとして活動をする奥村奈央子さん。彼女は、デザインを通して、人と社会とを繋げる取り組みをしている。奥村さんと縁のある埼玉県のクラリスファームで話を聞いた。
ある日、盗まれてしまった世界に平和をもたらす設計図。 再び現れたのは、誰も予想をしなかった場所でした。
静岡県浜松市にある〈たけし文化センター〉は、あるがままの混沌の中から生まれるものを「それぞれの特性や表現」ととらえ、個人のもつ文化として発信しながら、街とつながっていく。
和歌山県和歌山市にある絵画教室〈ほっとチョコレート〉。そこから、いくつもの作品がコンクールで受賞をしている——そう聞いて、JR和歌山駅から車で10分ほどの場所にある市営のコミュニティセンターに向かっ…