ニュース
presentation

(カテゴリー)映画

(ニュースのタイトル)障害があっても〝自立生活〞を選ぶドキュメンタリー映画「インディペンデント リビング」

(更新日)2020年01月06日

(この記事について)

体が動かなくても、想いが伝えられなくても、どこまでも〝自分らしく〞

本文

 重度の障害があっても地域で自立して生活ができるように、自立生活に必要なサービスを提供し、障害者の権利の獲得を求める自立生活センター。2019年現在、全国には121の自立生活センターがあります。その中で大阪にある3つの自立生活センター〈ムーブメント〉、〈自立生活夢宙センター〉、〈リアライズ〉では障害当事者が運営をし、日常的に手助けを必要とする人が、一人で暮らせるよう支援をしています。利用者の中には先天的なものだけでなく、病気や事故などにより様々な障害を抱えながらも、家族の元や施設ではなく自立生活を希望する人たちがいます。自由と引き換えにリスクや責任を負うことになる自立生活は、彼らにとってまさに〝命がけ〞のチャレンジです。家族との衝突、介助者とのコミュニケーションなど課題も多く、時に失敗することもあります。しかし自ら決断し、行動することで彼らはささやかに、確実に変化をしていきます。

(C)ぶんぶんフィルムズ

(C)ぶんぶんフィルムズ

(C)ぶんぶんフィルムズ

 監督は自らも介助者として働く田中悠輝。障害当事者からの「自分たちの姿を撮って欲しい」という声を受け、自立支援の現場で働きながら、3年にわたり撮影を続けました。彼らとの関わりを通して、自分自身の内に「障害者」という勝手な枠組があると気づいた田中監督が、その枠組を壊し、自分を、社会を、変えていこうと奮闘する人々を見つめ、〝生きづらさ〞を抱えた人たちが、〝自分らしさ〞を取り戻す瞬間とその輝きを映し出します。

(C)ぶんぶんフィルムズ

(C)ぶんぶんフィルムズ

(C)ぶんぶんフィルムズ


インフォメーション

2020年1月11日(土)より大阪・第七藝術劇場にて先行上映、2020春、ユーロスペースほか全国順次公開!
「インディペンデントリビング」

監督:田中悠輝
プロデューサー:鎌仲ひとみ
編集・構成:辻井潔 撮影:辻井潔/田中悠輝/岩田まき子/小角元哉/Matt Field
Re-recording Mixer:AQUARIUM/引間保二 音楽:ガナリヤ、サイレントニクス/cloud nine(9)
Color grading・DCP制作:川久保直貴 製作協力:全国自立生活センター協議会/自立生活夢宙センター

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会、公益財団法人 キリン福祉財団、全国自立生活センター協議会
宣伝美術:成瀬慧
予告編:遠山慎二
宣伝:リガード
製作・配給:ぶんぶんフィルムズ
2019年/日本/98分/カラー/DCP/ドキュメンタリー
©ぶんぶんフィルムズ
bunbunfilms.com/filmil

お問い合せ:
第七藝術劇場 (大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ6F
TEL:06-6302-2073
http://www.nanagei.com

ユーロスペース(渋谷区円山町1−5
TEL:050-6861-3011
http://www.eurospace.co.jp

会場

[第七藝術劇場] 日本、大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目7−27 サンポードシティー

第七藝術劇場
日本、大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目7−27 サンポードシティー

[ユーロスペース] 日本、東京都渋谷区円山町1−5

ユーロスペース
日本、東京都渋谷区円山町1−5