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(カテゴリー)展覧会

(ニュースのタイトル)東京都美術館でTURNフェス6「出会いが広がる」

(更新日)2021年08月12日

(この記事について)
会場で楽しめる展示や映画上映と、パフォーマンス映像や制作プロセスを覗けるオンラインプログラムでアクセシビリティやダイバーシティに関する理解を深める

本文

TURN」は、障害の有無、世代、性、国籍、住環境などの背景や習慣の違いを超えた多様な人々の出会いによる相互作用を、表現として生み出すアートプロジェクトです。

本展では、ひきこもり経験のある現代美術家・渡辺篤によるコロナ禍でさまざまな人とのつながりを「月を見る」ことで共有・想像する映像プロジェクションや、「12フィートの木材を持ってあるく」ことで、スローな時間軸の中で身体感覚と向き合ってきた山本千愛の記録映像など、8作家と9組の展示があります。また、路上生活経験者のダンス集団による身体表現を描いたドキュメンタリー映画「ダンシングホームレス」など全7作品を上映し、マイノリティや生きづらさを抱える人の日常や活動を映し出します。

特設ウェブサイトでは、永岡大輔と障害児者支援施設「はぁとぴあ原宿」によるワークショップや、ラッパー・マチーデフが吃音の人と取り組んだオリジナルラップの制作プロセスを公開するオンラインプログラムがあります。TURN に参加する多様なアーティストによる活動や表現を動画、写真、テキスト、音声などで公開するほか、アーカイブ映像や書籍の朗読等を多彩な形で全19コンテンツを展開。更に、毎週土日の定時に各プログラムの見どころを紹介する「TURN TV」、音で楽しむ「TURN Tunes」が配信され、より豊かに各プログラムを楽しむことができます。

『同じ月を見た日』アイムヒア プロジェクト|渡辺篤 (R16 studio、横浜) (c)Keisuke Inoue」

『遠のく地面を歩く』 岩田とも子

『かたちのない手ざわり/設置面をなぞる』 山本千愛

『ダンシングホームレス』 監督:三浦渉


展覧会参加作家・団体

井川丹、伊勢克也、五十嵐靖晃、岩田とも子、大西健太郎、気まぐれ八百屋だんだん、クラフト工房 La Mano、板橋区立小茂根福祉園、永岡大輔、ハーモニー、松本力、マチーデフ、山本千愛、アイムヒアプロジェクト|渡辺篤、富塚絵美、佐藤慎也、本多達也、山蔦栄太郎、橋本瞭、島影圭佑、梶谷真司、三科聡子、田村大、丸山素直、PARC、野口竜平、ほか

オンラインプログラム参加作家

アイムヒアプロジェクト | 渡辺篤、マチデフ、山本千愛、永岡大輔、飯塚貴士、稲継美保、松本力、田村大、パポとユミ、向坂くじらとカニエ・ナハ、ほか

インフォメーション

TURN フェス 6

  • 日時:2021 8 17 日(火)~19 日(木)
  • 開館時間:9:30-17:30(最終入場17:00
  • 開催場所:東京都美術館ロビー階 第1・第2公募展示室、講堂(東京都台東区上野公園 8-36
  • 入場無料

オンラインプログラム

  • 日時:2021719日(月)〜95日(日)
    *TURN TV 87日(土)~94日(土)毎週土曜日 13:00〜約40分(全5回)
    *TURN Tunes 88日(日)~95日(日)毎週日曜日 11:00〜約60分(全5回)
  • 開催場所:TURN フェス 2021 特設ウェブサイト
  • 主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京・東京都美術館、特定非営利活動法人 Art’s Embrace、国立大学法人東京芸術大学
  • 共催:東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

会場

[東京都美術館] 日本、東京都台東区上野公園8−36

東京都美術館
日本、東京都台東区上野公園8−36