ニュース
presentation

(カテゴリー)展覧会

(ニュースのタイトル)京都・art space co-jinで展覧会「Nikki」

(更新日)2021年09月13日

(この記事について)

5名の作家の日記と作品から垣間見えるそれぞれの世界観

本文

日本ではひらがなの誕生の頃から幅広く展開をみせたと言われる日記。現在でも学校や職場での伝達事項の日報、スポーツ選手のトレーニングメニュー記録、SNSでのつぶやきなど様々な形で私たちの生活の中に根付いています。日記の中では作者の個人的な感情や記憶、また人々や物との社会的な関係性が豊かに形成され、多様な世界が生み出されています。

本展ではそれらを新鮮な驚きを与えてくれる創造物として着目し、5名の作家が記した日記と共に、それぞれ絵画・立体などの作品、資料が展示されます。

1枚の絵画として丹念に描き込まれた絵日記が、棒人間から写実期への変化が窺える1ページが、その日の出来事を多い時には300回以上も反復して綴られたノートが、過去から現在へと目眩展開されます。


出展作家
唯勝也

「1995年9月6-7日」/鉛筆、ボールペン、ノート

《タイプライター》油彩、キャンバス/910×727mm/2016年


長嶋柊

「2020年11月10日-11日」/鉛筆、オイルパステル、日記帳

《特殊SL》インクジェットプリント/サイズ可変/2020年


廣川照章

「1月1日」/ボールペン、ノート/制作年不明

《箱》/段ボール、クラフトテープ、ほか/サイズ可変/制作年不明
撮影:入交佐妃


松原日光

「2021年5月26日」/ボールペン、ノート

《菖蒲》糸、布/238×570mm/2019年


吉田明弘

「2002年2月10日」/鉛筆、ボールペン、日記用紙

「2002年4月12日」/鉛筆、ボールペン、日記用紙

《カブト》ペン、紙/380×540mm/2019年


インフォメーション

co-jin collection 6ix Nikki

  • 会期:202183日(火)〜1226日(日)
  • 時間:10:00-18:00
  • 会場:art space co-jin(京都府京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町83レ・フレール1F
  • 休館日:月曜日
  • 入場無料
  • 主催:きょうと障害者文化芸術推進機構 art space co-jin
  • 協力:日下部美術教室、NPO法人加音、NPO法人わくわく、長嶋柊作品展を応援する会

お問い合わせ:art space co-jin

会場

[art space co-jin] 京都府京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町83

art space co-jin
京都府京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町83