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(カテゴリー)イベント

(ニュースのタイトル)インテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyo第9回公演

(更新日)2022年02月15日

(この記事について)

多様な身体性を活かし、新たなコンテンポラリー・ダンスの領域を拓く

本文

2014年に日本で初めて車椅子ダンサーを擁し、プロフェッショナルに新たなコンテンポラリーダンス活動を開始したインテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyoが、東京・豊島区の東京芸術劇場シアターウエストで、ダンス公演を行います。
滑らかでスピード感あふれる車椅子の動き、それに連動するダンサー達の独自の動きなど、斬新なダンスをご紹介します。

作品:逆さまの三月 振付:横山綾乃
Photo by Yoichi Tsukada


おどる童話『カタン・カタン』

原作/宮沢賢治〜シグナルとシグナレス〜より


作品「カタン・カタン」
Photo by Yoichi Tsukada

本作は、童話作家の宮沢賢治が書いた物語です。主人公のシグナルとシグナレスは鉄道信号機。シグナルは男性で、本線の立派な新式の信号機、シグナレスは女性で軽便鉄道の小ぶりな旧式の信号機。星空の下、シグナルは隣り合わせで立つシグナレスに秘めた恋を告白する。さて、どんな物語に発展するのでしょうか。宮沢賢治のイメージ豊かな世界を演劇的ダンスとしてご堪能ください。

  • 振付・構成・演出:スズキ拓朗
  • 出演:泉葉子、菅谷有紗、鈴木隆司、鶴家一仁
  • リハーサルマネージャー:小佐野智美
  • 映像:青山健一

肉 Chair - 私の身体は世界の軸である

差別とは、「わたしたち」と「彼ら」を異化することによって生じているのではないだろうか。現代社会における、ナショナリズムやコミュニタリズムも同様で感情の同質性が前提で成り立っている。「共存」や「共生」という社会理想には、常に感情の同質化されたコミュニティーがイメージされており、無意識に異質性を排除してしまう。すなわち、「共存・共生社会」と「排他的社会」とは対になっているのである。しかし、舞台上において、誰しもが平等に身体の権利を主張することが許されている。本作品では、「触れるものと触れられるもの」が相互に可逆的交換が行われる身体と場を「キアスム/ chiasme(哲学者メルロ=ポンティの言葉)をもとに探求する旅である。

  • 振付・構成・演出:浅井信好
  • 出演:天方真帆、泉葉子、加藤理愛、神田初音ファレル

 


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インフォメーション

インテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyo 9回公演

  • 日程:2022226日(土)18:00(開場17:30)、27日(日)15:00(開場14:30
  • 会場:東京芸術劇場シアターウエスト(東京都豊島区西池袋1-8-1
  • 入場料(全席自由席):一般 前売り 3,500円、当日4,000円/学生・障害者割引 前売り 3,000円、当日3,500
    (当日、学生証、障害者手帳をお持ちください)
    *一人ではお越しになれない障害者の介助の方は1名のみ無料。
    *会場の都合により車椅子等をご利用の方はできるだけ2日前までにお申し込みください。
    *車椅子でお越しの方は受付で会場椅子席までご案内します。
  • インテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyoウェブサイト

お問い合せ:クリエイティブ・アート実行委員会

  • TEL:03-6426-5182
  • FAX:03-6426-5183
  • Eメール:musekk@aol.com

会場

[東京芸術劇場] 日本、〒171-0021 東京都豊島区西池袋1−8−1

東京芸術劇場
日本、〒171-0021 東京都豊島区西池袋1−8−1