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(カテゴリー)映画

(ニュースのタイトル)指で触れ合うことで世界とつながる、盲ろうの人々を見つめたドキュメンタリー映画『もうろうをいきる』

(更新日)2017年08月24日

(この記事について)

“ぼくの指に きみの指がふれたとき そこに言葉が生まれた”「盲ろう」と共に生き、人とつながり、世界を変えていく人々。

本文

ヘレン・ケラーのように、目が見えなくて耳が聞こえない人、そんな「盲ろう」と呼ばれる重複障害がある人々は、日本全国で1万4千人いると推定されています。宮崎、宮城、広島、新潟、東京など各地の盲ろう者を訪ね、地域で支え合いながら暮らしている日常の様子や思いをカメラに収めました。

「盲ろう」という重複障害ゆえに日常生活のサポートが不可欠な人々をめぐる映画ですが、どんな人でも独りでは生きられないこと、人とのつながりの中から希望を紡いで生きていることなど、「生きる」ことの原点を見出せる映画です。

本作の監督、西原孝至は、学生団体SEALDsの活動に迫ったドキュメンタリー映画『わたしの自由について〜SEALDs 2015〜』が国内外で大きな注目を集めました。不安を抱えながらも手探りで新しい一歩を踏み出そうとしている人々の姿を、透徹した優しい眼差しで見つめる作品を生み出しています。

*作品の詳細や劇場情報は公式サイトよりご確認ください。
映画『もうろうをいきる』:http://mourouwoikiru.com


【作品情報】
8月26日(土)より、ポレポレ東中野にてロードショー
9月16日(土)渋谷アップリンクにて続映、以下全国順次公開

製作:シグロ
企画:NPO法人バリアフリー映画研究会
企画・製作:山上徹二郎、大河内直之、北岡賢剛
プロデューサー:小町谷健彦、山上徹二郎
監督:西岡孝至
撮影:加藤孝信、山本大輔
協力:全国盲ろう者協会、各地の盲ろう者友の会、東京大学先端科学技術研究センター・福島研究所 他
2017年/カラー/91/BD
2017 siglo

もうろうをいきるのチラシ。えいがのたいとると、イメージしゃしんには、りょうてのゆびをかさねてコミュニケーションをとるふたりのひとのてもとのしゃしんがつかわれている。

会場

[ポレポレ東中野] 東京都中野区東中野4-4-1

ポレポレ東中野
東京都中野区東中野4-4-1