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(カテゴリー)EVENTS

(ニュースのタイトル)140年の歴史がある横浜能楽堂本舞台で、障害のある人もない人も能・狂言を一緒に楽しむ

(更新日)2018年3月16日

(この記事について)

観客の生の意見から改善を重ねた様々なサポートで、能と狂言を楽しむ。今年17回目を迎えるバリアフリー公演

 今年で17回目となる横浜能楽堂普及公演「バリアフリー能」は、障害のある人もない人も一緒に能・狂言を楽しんでもらうことを目指しています。2000年の当初より、各障害関係団体からのフィードバックを重ね、また、2011年からは公演終了後に「公演内容向上のための意見交換会」という、障害のある方から直接意見を伺う会を開いています。毎回対象となる障害の種類を変えて実施され、10名ほどの参加者が公演の感想やサポートの改善案など、約1時間にわたって意見交換をします。そういった積み重ねから今年も「介助者1名無料」「解説時手話通訳」「字幕配信用ウエアラブル端末」「副音声」「点字パンフレット」「触れる能面展示」「事前の施設見学会」などのサポートが用意され定着しています。
 横浜能楽堂で育まれてきた、より多くの方へのバリアフリーを目指す能・狂言の公演です。

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狂言「神鳴」(大蔵流)茂山家  撮影:上杉遥

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能「鉄輪」(喜多流)


【あらすじ】
狂言「神鳴(かみなり)」
医師が東へ下る途中、雷が鳴り始めます。するとそこへ突然 神鳴が落ちてきました。神鳴は落ちて腰をひどく打ったため、医師に治療を頼みます。医師ははり治療をすすめるが、神鳴は怖がります。医師に説得されると神鳴は治療を受け、すっかり良くなると、天へ上っていくのでした。

能「鉄輪(かなわ)」
男に捨てられた女が貴船神社にお参りに来ると、貴船神社の社人から「『蝋燭を灯した鉄輪を頭にかぶり、丑の刻参りをする女性があれば、望みをかなえましょう』とご神託を受けました」と言われます。女は人違いだと言うが、たちまち女の髪は逆立ち、鬼となるのでした。
その頃、男は夢見が悪いと、安倍晴明に相談に行きます。晴明は人形を作ると祈祷を始めます。そこに鬼となった女が現れ、捨てられた恨みを述べ、その恨みが積もって鬼になったのだ、と言います。そして、杖を振り上げて男を打とうとしますが、晴明の力で勢いが弱まります。弱った鬼は「今日は帰ってやろう」と言うと、姿を消すのでした。

解説 大島輝久  手話・字幕配信付き
狂言「神鳴」(大蔵流茂山千五郎
能「 鉄輪」喜多流出雲康雅 


【公演内容向上のための意見交換会】
障害のある方から直接意見を伺う会で、毎回公演後に対象となる障害の種類を変えて実施。サポートの改善案や公演の感想など、約1時間にわたって意見を交換します。今年は知的障害者を対象として行います。

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H26.3.22バリアフリー能 お話:金子敬一郎 撮影:神田佳明

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H30.2.17視覚障害者向け施設見学会

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メガネ型端末イメージ


INFORMATION

横浜能楽堂普及公演「バリアフリー能」
日時:平成30321(水・祝) 13時開場/14時開演(16:00頃終演予定)
会場:横浜能楽堂(神奈川県横浜市西区紅葉ヶ丘27-2
入場料:全席指定 S席=4,000円、A席=3,500円、B席=3,000円 *介助者は1名まで無料
横浜能楽堂にてチケット発売中
横浜能楽堂 〒220-0044 横浜市西区紅葉ヶ丘 27-2
電話:045-263-3055FAX:045-263-3031
WEB: http://www.ynt.yaf.or.jp 
e-mail: nougaku@yaf.or.jp
電話・WEB・窓口での申込が困難な場合、FAXe-mail でも受付いたします。

主催:横浜能楽堂(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
助成:平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
後援:社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会障害者支援センター
協力:公益社団法人 横浜市身体障害者団体連合会・横浜市心身障害児者を守る会連盟・神奈川県知的障害施設団体連合会・横浜知的障害関連施設協議会・NPO 法人横浜市精神障害者家族会連合会・横浜市障害者地域作業所連絡会・NPO法人カプカプ・株式会社イヤホンガイド・エヴィクサー株式会社・株式会社檜書店・エプソン販売株式会社

ACCESS(会場)

[横浜能楽堂] 神奈川県横浜市西区紅葉ヶ丘27-2

横浜能楽堂
神奈川県横浜市西区紅葉ヶ丘27-2