ニュース
presentation

(写真について)©2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、KUMIE

(カテゴリー)映画

(ニュースのタイトル)大切なものを失った暗闇に指す一筋の希望、 河瀨直美×永瀬正敏が届ける最新作『光』

(更新日)2017年05月26日

(この記事について)

やがて視力を失いゆく運命を背負った天才カメラマンと、彼と出会い変わっていくヒロインの姿を描いた、河瀨直美監督による最新作が5月27日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEIほか全国順次公開予定です。

本文

もし、人生のなかで大切な“何か”を失ってしまったとき、かけがえのない誰かと一緒なら、人は苦しみを超えて、その先にある新しい “光”を見つけて歩んでいける。そんな希望を心から信じさせてくれる物語が、日本の映画界が誇る映画監督と実力派俳優たちによって生み出されました。

視覚障害のある人に向けて映画の音声ガイド制作に関わる主人公の女性、美佐子(水崎綾女)。映画のもうひとつの魅力を観客と共有するべく、登場人物の動作や情景を言葉で伝える仕事に、やりがいを感じながらも、単調に繰り返される日々に迷いを感じています。そんななか彼女が出会うのが、 弱視 のカメラマン雅哉(永瀬正敏)。命よりも大事なカメラを前にしながら、次第に視力を奪われていく彼の葛藤を見つめるうちに、美佐子のなかで何かが変わり始めます。

©2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、KUMIE

カンヌ国際映画祭において、1997年『  朱雀 』で新人監督賞カメラドールを、2007年『  』で審査員特別大賞グランプリを受賞するなど、世界的に高い評価を受ける河瀨直美監督が、オリジナル脚本を手がける本作。2015年『あん』に続き、2度目の共作となる永瀬正敏を主演に迎え、ヒロインを水崎綾女が演じます。

また、映画の音声ガイドに焦点をあてた本作では、さまざまな人が映画を楽しめるように、公開と同時に、スマートフォン無料アプリ〈UDCAST〉に対応した音声ガイドを聴くことができます。雅哉に強く影響を受けた美佐子が書き上げた音声ガイドを読み上げるのは、女優の樹木希林。さらに、一部劇場では日本語字幕版の上映が決定しています。自らの運命と向き合い、衝突を繰り返しながらも、ゆっくりとお互いの心を通わせていく。河瀨監督の心温まる最新作をぜひ劇場でお楽しみください。

*作品の詳細や劇場情報は公式サイトよりご確認ください。

映画『光』:http://hikari-movie.com/
バリアフリー上映:http://hikari-movie.com/info/?page_id=10

【作品情報】

劇場公開日:2017527日(土)

監督・脚本:河瀨直美
永瀬正敏  水崎綾女
神野三鈴 小市慢太郎 早織 大塚千弘/大西信満 白川和子/藤竜也
製作:木下グループ、COMME DES CINEMAS、組画
製作統括:木下直哉 プロデューサー:澤田正道、武部由実子
撮影:百々新 照明:太田康裕 録音:Roman Dymny
美術:塩川節子 編集:Tina Baz サウンドデザイン:Olivier Goinard
衣装:渡部祥子 ヘアメイク:南辻光宏 ラインプロデューサー:齋藤寛朗 
制作担当:越智喜明 助監督:近藤有希
製作:『光』製作委員会 制作プロダクション:組画 制作協力:カズモ 
配給:キノフィルムズ/木下グループ 宣伝協力:フリーストーン
©2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、KUMIE

©2017 “RADIANCE” FILM PARTNERS/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、KUMIE


会場

[新宿バルト9] 日本東京都新宿3丁目1−26 新宿バルト9

新宿バルト9
日本東京都新宿3丁目1−26 新宿バルト9

[丸の内TOEI] 日本東京都中央区銀座3丁目2−17 丸の内TOEI

丸の内TOEI
日本東京都中央区銀座3丁目2−17 丸の内TOEI