初開催の「HERALBONY Art Prize 2024」は、世界28の国と地域から1,973点の応募がありました。今回は「限界はない。障壁を越え、創造性を解き放て!」がテーマに掲げられ、さらなる高みを目指します。グランプリ作品は東京だけでなく、ヘラルボニー本社のある岩手、そしてフランス・パリの3都市で作品が展示されます。
2024年11月13日(水)より、専用応募フォームからの作品の募集受付が始まっています。応募締切は、2024年12月30日(月)日本時間・午後11時59分まで。
「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」とは
ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、アートを起点に新たな価値や文化の創造を目指す企業です。
前回「HERALBONY Art Prize 2024」で応募作品1,973点から審査を経て選出された受賞作品展「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」は、43日間の会期中に累計1万人の来場者が訪れ、盛況に終わりました。
JAL賞を受賞した、水上詩楽氏の作品「タイトル不明」はJAL全路線の機内紙コップに起用され、2024年11月より一部路線のビジネスクラスアメニティに起用、空の旅に彩りました。また、トヨタ自動車賞を受賞した澁田大輔さんの作品「クジラの群れ」はラリーカーを彩り、2024年9月「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 利府」で出走するなど、異彩が発露する機会となりました。
前回に引き続き、2025年は「限界はない。障壁を越え、創造性を解き放て!」をテーマに掲げ、今回は東京建物株式会社をプラチナスポンサーに迎え、「HERALBONY Art Prize 2025 Presented by 東京建物|Brillia」が開催されます。受賞作品展覧会会期は2025年5月31日(土)から2025年6月14日(土)の15日間、場所は東京・SMBCアースガーデンにて。グランプリ作品は、2025年秋冬に東京を超え、ヘラルボニー本社のある岩手、そしてフランス・パリの3都市にて特別に展示されます。
代表コメント
ヘラルボニー 共同代表 松田崇弥・松田文登
「HERALBONY Art Prize 2024」では、世界28の国と地域から約2,000点もの多彩な作品が寄せられ、その中から浅野春香氏が栄えある初代グランプリに輝きました。受賞作品『ヒョウカ』には、浅野氏の「社会で正当に評価されたい」という熱い想いが込められています。障害のある方々は時に「純粋」として捉えられる一方で、評価を受け、自立を果たしたいと願うことは、全ての人が等しく持つ当然の権利であると、深く再認識させられます。
この賞は、様々な企業や公的機関の支援を受けつつも、これまでの健常者中心の資本主義経済に一石を投じ、新たな「ふつう」を提案する試みです。世界各地から集う異彩に満ちたアーティストたちの創造力は、私たちの心と世界の風景を華麗かつ愉快に彩り、新たな可能性を感じさせます。誰もが正当に『評価』される社会へ向けて――異彩が放つ輝きが未来を照らす、その第一歩を共に歩みましょう。
応募期間
2024年11月13日(水)午後5時から2024年12月30日(月)日本時間・午後11時59分まで。
開催概要
応募資格・賞および表彰・応募方法など詳細は、特設公式ウェブサイトをご覧ください。
審査員
審査員には、国内外から文化・芸術分野の専門家を迎え、アーティストのさらなる活躍を後押しし、その才能を広く発信していきます。金沢21世紀美術館チーフ・キュレーターの黒澤浩美氏をはじめ、東京藝術大学長の日比野克彦氏、海外からは、「Creativity Explored」アート・パートナーシップ担当ディレクター、Harriet Salmon(ハリエット・サーモン)氏、アウグスティヌム財団(ミュンヘン)EUWARDアーカイブおよびアトリエ・アウグスティヌムのキュレーター兼ディレクター、Klaus Mecherlein(クラウス・メッヘライン)氏を審査員に迎え、国内外の文化・芸術分野の専門家の視点から異彩を放つ作家を新たに見出します。