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(カテゴリー)展覧会

(ニュースのタイトル)「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人 ―たとえば、「も」を何百回と書く。」秋元真夏がアンバサダー就任!トークセッションや関連イベント開催決定!

(更新日)2025年07月02日

本文

一般財団法人 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS (以下、日本財団DArts)は、このたび「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人 ―たとえば、「も」を何百回と書く。」(北海道立函館美術館、沖縄県立博物館・美術館に巡回)の公式アンバサダーに、秋元真夏さんが就任したことをお知らせします。

あわせて、2025年7月12日に開幕する北海道立函館美術館での巡回展においては、本展覧会を多くの方にさまざまな角度から楽しんでいただくため、開催期間中、多彩なゲストを迎えるトークセッションやワークショップなどのイベントを多数実施。アンバサダー秋元真夏が収録した音声ガイドも用意致しました。45人のつくり手による本展覧会をより深く体験する方法のひとつとして、各種イベントにもぜひご参加ください。

公式アンバサダー

秋元真夏さん

秋元 真夏(タレント)

1993年8月20日生まれ。2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格。19年には2代目キャプテンに就任し、23年2月にグループを卒業するまで務める。卒業後はバラエティをはじめ、ドラマや舞台など幅広く活動している。TBS「よるのブランチ」(レギュラー)、日本テレビ「ヒルナンデス!」(水曜日レギュラー)などに出演中。


コメント

公式アンバサダーを務めさせていただくことになりました、秋元真夏です。今回、音声ガイドとしても作品を紹介させていただいています。収録にあたって、それぞれの作品がどのような環境で、どのような想いで作られたものなのかを知り、より想像が膨らんで心の奥が温かくなるのを感じました。
自分の中で留めていた想いを込めたものなど、さまざまな心が伝わってくる作品がたくさんあります。私も実際に展示を見させていただくのがとても楽しみです。ご来場いただくみなさんとも、作品から滲み出る空気を分かち合えたらなと思います。

音声ガイド

展覧会の見どころや作家情報など、ここでしか聞けない特別な解説をアンバサダーの秋元真夏さんがナビゲート。約20分間の音声ガイドを無料でお楽しみいただけます。ぜひ展覧会とあわせてお楽しみください。
音声ガイドは、会場に設置されたQRコードをお手持ちのスマートフォン等で読み込んでご利用いただくウェブアプリです。ご利用の際は、スマートフォン(またはタブレット)とイヤホンをご持参ください。

音声ガイド:会場にて利用可能・無料
収録時間:約20分

※会場でのスマートフォンやイヤホンといった機材の貸し出しは行っておりませんので、あらかじめご了承ください。


関連イベント

01展覧会企画者によるギャラリーツアー・トーク

〈 「つくる冒険」展企画者によるギャラリーツアー 〉
本展の企画者である滋賀県立美術館学芸員の山田創氏による作品解説つき鑑賞ツアーです。
日時:7月12日(土)①10:30~ ②15:30~(各回1時間程度)
会場:企画展示室(北海道立函館美術館)
参加費:無料
ゲスト:山田 創(滋賀県立美術館 学芸員)

〈 「つくる冒険」展企画者が語るトーク 〉
本展の企画者である滋賀県立美術館学芸員の山田創氏が、本展の背景や展覧会が出来るまでなどについて語ります。
日時:7月12日(土)14:00 – 15:00
会場:講堂(北海道立函館美術館)
参加費:無料
ゲスト:山田 創(滋賀県立美術館 学芸員)/ 高橋 伸佳(北海道立函館美術館 学芸員)

登壇者:山田 創 (滋賀県立美術館学芸員)

同志社大学文学部文学研究科 博士課程(前期課程)美学芸術学専攻修了。2017年からボーダレス・アートミュージアムNO-MA学芸員、2022年から滋賀県立美術館学芸員(担当はアール・ブリュット)。滋賀県立美術館での企画に「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人―たとえば、「も」を何百回と書く。」など


02トークセッション

「つくる冒険」展の作品や、アール・ブリュットについて、さまざまな視点から意見を交わし、展覧会の鑑賞体験を深める全8回のトークセッションシリーズ。進行・ファシリテーターは河瀬大作(TVプロデューサー/(株)Days 代表取締役)。多彩なゲストが展覧会をみて感じたこと、専門家との意見交換でみえてきたことなどを引き出していきます。

〈トークセッション第1弾〉
第一部
日時:7月19日(土)11:30 – 12:00
ゲスト:鈴木おさむ(スタートアップファクトリー代表

第二部
日時:7月19日(土)15:00 – 16:00
ゲスト:鈴木おさむ(スタートアップファクトリー代表)、保坂 健二郎(滋賀県立美術館 館長)

ゲスト:鈴木 おさむ(スタートアップファクトリー代表)

19歳の時に放送作家になり、それから32年間、様々なコンテンツを生み出す。2024年3月31日をもち放送作家、脚本業を引退し、現在は、TOC向けファンド「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、その代表を務める。

ゲスト:保坂 健二朗(滋賀県立美術館 ディレクター(館長))

1976年茨城県生まれ。2000年慶應義塾大学大学院修士課程(美学美術史学専攻)修了。2000–20年まで東京国立近代美術館(MOMAT)に学芸員として勤務、2021年より現職。専門は近現代芸術。企画した主な展覧会に「フランシス・ベーコン展」(東京国立近代美術館、2013年)、「人間の才能 生みだすことと生きること」(滋賀県立美術館、2022)、「AWT FOCUS 平衡世界 日本のアート、戦後から現代まで」(大倉集古館、2023)など。主な著作に『アール・ブリュット アート 日本』(監修、平凡社、2013年)など。

〈トークセッション第2弾〉
第一部
日時:7月20日(日) 11:30 – 12:00
ゲスト:幡野 広志(写真家)

第二部
日時:7月20日(日) 16:00 – 16:30
ゲスト:幡野 広志(写真家)

ゲスト:幡野 広志 (写真家)

1983年東京生まれ。2004年日本写真芸術専門学校中退。2010年から広告写真家に師事。2011年独立し結婚。2016年に長男が誕生。2017年に多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。

ワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」、ラジオ「写真家のひとりごと」(stand.fm)など、写真についての誤解を解き、写真のハードルを下げるための活動も精力的に実施している。

トークセッション第3弾
第一部
日時:7月21日(月・祝) 12:30 – 13:00
ゲスト:壇蜜(タレント)

第二部
日時:7月21日(月・祝) 15:30 – 16:30
ゲスト:壇蜜(タレント)/ 大原 裕介(社会福祉法人ゆうゆう 理事長)

ゲスト:壇蜜(タレント)

1980年、秋田県生まれ。多彩な職種を経験後に、29歳でグラビアデビュー。以後、テレビや映画、ラジオ、本の執筆など幅広く活躍。日本舞踏師範、調理師などの資格を持つ。

ゲスト:大原 裕介(社会福祉法人ゆうゆう 理事長)

平成15年に北海道医療大学ボランティアセンターを設立。障がい児預かりサービスや0歳から96歳までの生活支援サービスを3年間実施。NPO法人を起業、社会福祉法人ゆうゆう理事長に至る。人口減少時代における、あらゆる住民がそれぞれの立場を超えた支え合いによって福祉的実践を構築する。北海道医療大学客員教授

〈トークセッション第4弾〉
第一部
日時:8月16日(土) 14:00 – 15:00
ゲスト:茂木 健一郎(脳科学者)/ 櫛野 展正(アーツカウンシルしずおか チーフプログラム・ディレクター)

第二部
日時:8月17日(日) 11:00 – 12:00
ゲスト:茂木 健一郎(脳科学者) / 松田 崇弥(株式会社ヘラルボニー代表取締役Co-CEO)

ゲスト:茂木 健一郎(脳科学者)

1962年東京生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員。屋久島おおぞら高校校長。東京大学大学院特任教授(共創研究室、Collective Intelligence Research Laboratory )。東京大学大学院客員教授(広域科学専攻)。岐阜大学客員教授。Kyutech ARISE顧問。イマジン大学学長。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了、理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現職。脳活動からの意識の起源の究明に取り組む。研究テーマは脳科学、認知科学、とりわけ「クオリア」を中心とする意識の科学。

ゲスト:櫛野 展正(アーツカウンシルしずおか チーフプログラム・ディレクター)

広島県出身。京都芸術大学大学院芸術専攻修士課程修了(MFA)。2000年より知的障害者福祉施設で介護福祉士として勤務する傍ら、2012年から広島県福山市鞆の浦の「鞆の津ミュージアム」にてキュレーターを務める。2016年4月にアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」を開設し、独立。表現せずにはいられない人々に焦点を当て、全国各地で取材を行いながら、執筆や展覧会の企画・運営に携わる。2021年より「アーツカウンシルしずおか」チーフプログラム・ディレクターに就任。

ゲスト:松田 崇弥(株式会社ヘラルボニー代表取締役Co-CEO)

小山薫堂が率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズ、プランナーを経て独立。4歳上の兄・翔太が小学校時代に記していた謎の言葉「ヘラルボニー」を社名に、双子の松田文登と共にヘラルボニーを設立。「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、福祉を起点に新たな文化の創造に挑む。ヘラルボニーのクリエイティブ統括。東京都在住。双子の弟。


03ワークショップ

〈ハコビ・マジカル・ワークショップ ブラインドお絵描き会〉

アイマスクをしてサポート役のアドバイスを受けながら、
絵を描くワークショップです。

日時:8月2日(土)14:00-16:00
講師:島 信一朗(インクルージョン未来推進機構 代表)

〈筆談鑑賞会「みる・かく・つながる冒険」〉
声を使わずに「かく」ことでアートを鑑賞するプログラム。耳の聞こえない鑑賞案内人の小笠原さんと一緒に、作品を見て感じた印象や浮かんだ疑問を文字や絵をかくことで伝え合います。聞こえる人と聞こえない/聞こえにくい人が一緒に楽しめるプログラムです。

日時:8月9日(土)①10:30-12:30 / ②14:00-16:00
講師:小笠原 新也(耳の聞こえない鑑賞案内人)

〈隣人の日・共創ワークショップ リレー絵画 となりは何を描く人ぞ〉
4人1組でそれぞれの個性を生かしながら、1人では描けない1枚を描こう!子供も大人も参加できる、創作ワークショップ。出来上がった作品を、後日美術館内に展示します。

日時:8月11日(月・祝)①10:00-12:30 ②14:00-16:30
講師:嘉納 礼奈 / ライタ・ウキナガ(隣人の日・共創ワークショップ)

〈風景と空想から「聴く演劇」をつくるワークショップ(仮)〉
美術館や様々な場所で、演劇の力をかりてちょっと変わった音声をつくる「きくたびプロジェクト」による創作ワークショップ。目の見える人と見えない人がお喋りしながら展示作品を鑑賞し、さらに空想を広げてみんなで音声作品をつくります。

日程:8月21日(木)
講師:大石 将弘(俳優)、山本 雅幸(俳優)、林 建太(視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ)ほか


04映画上映

〈特別上映「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」〉
水戸から東京、新潟、そして福島へ。アート作品をめぐりながら旅する白鳥さんと友人たち、美術館で働く人々、新たに白鳥さんと出会った人々が紡ぎ出す豊かで自由な会話。その旅路や見えない日常を追ったドキュメンタリーです。

バリアフリー日本語字幕版
日時:7月26日(土) 14:00-16:00

〈特別上映「日日芸術」&伊勢朋矢監督によるトーク〉       
俳優・富田望生が不思議な眼鏡に導かれて、独創的な作品をつくるアーティストと出会うロードムービー!。
映画上映会の後には、監督の伊勢朋矢さんをお招きしてのアフタートークがあります。 

バリアフリー版
日時:7月27日(日)13:00-16:00

アフタートーク:伊勢 朋矢(映画監督)xヴィヴィアン佐藤(美術家、文筆家、非建築家、ドラァグクイーン)


05見どころ解説

<学芸員による見どころ解説>
函館美術館の担当学芸員が「つくる冒険」の見どころについて解説します。

日時:①7月26日(土)、②8月23日(土) 両日ともに10:00ー10:30
解説:高橋 伸佳(北海道立函館美術館 学芸員)


06鑑賞ツアー

〈目のみえない白鳥さんとアートを見る会話型鑑賞会〉
全盲の美術鑑賞者、白鳥建二さんと一緒に展覧会をめぐり、見たことや感じたことを会話しながら鑑賞していきます。

日時:8月23日(土)①10:30-12:30 / ②14:00-16:00
ツアーガイド:白鳥 建二(全盲の美術鑑賞者/写真家)

〈アクセス・アート・プログラム  美術館へおでかけ! ”ともに みる冒険”(仮)〉
障害のある人(主に、視覚に障害のある人や聴覚に障害のある人)とない人が展覧会を通して出会い、ミュージアムをともに楽しむ鑑賞体験ツアーです。

日時:①8月24日(日)、②8月26日(火)
ツアーガイド:みんなでミュージアム(NPO法人エイブル・アート・ジャパン)


07公開座談会

<北海道内の作家や支援者による公開座談会>
現在、北海道内で、表現活動をしている障害のある人、またその周辺の人たちが現在思っていることを座談会形式で語りあいます。
日時:9月2日(火)

*日時や出演者など詳細は決まり次第ウェブサイトで公表します。


08サテライト展示

本展覧会の開催にあわせて、道南地域の特別支援学校の幼児・児童・生徒たちが制作した作品を函館美術館と五稜郭タワーアトリウムの2会場において、期間限定で特別展示します。

期間:7月19日(土)~27日(日)
会場・時間:①五稜郭タワーアトリウム 9:00-18:00 ②北海道立函館美術館ホール 9:30-17:00
*最終日、7月27日(日)は①②ともに16:00まで


その他、展覧会を楽しむ取り組み

  • 日本手話による解説動画
    展覧会の内容について、日本手話と字幕による解説動画をご用意しています。
  • 子どもも大人も楽しめる アドベンチャーブック「宝のみつけかた」
    このガイドブックを手にして、展覧会の冒険をめぐり、お宝をみつけてみよう!
    会場にて配布しています。
  • グッズ販売
    つくる冒険展に合わせてセレクトした、関連グッズを販売。出展作家作品があしらわれたバッグやTシャツ、福祉施設から届いた手作り工芸品などが並びます。

各イベントの詳細や最新情報、申込方法については決まり次第、順次、特設ウェブサイトにてご覧いただけます。 


インフォメーション

つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人―たとえば、『も』を何百回と書く。 

会期:2025年7月12日(土)- 9月7日(日)
開場時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休 館 日:月曜日(7/21、8/11は除く)、7/22(火)、8/12(火)
会 場:北海道立函館美術館 特別展示室
観 覧 料:一般920(720)円、高大生610(410)円、小中生300(200)円

主催:一般財団法人 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS、北海道立函館美術館
共催:北海道新聞函館支社
後援:函館市、函館市教育委員会、NHK函館放送局、FMいるか
協力:福祉とアーツ北海道、北海道旅客鉄道株式会社函館支社、五稜郭タワー株式会社、函館美術館ボランティアいちいの会
特別協力:滋賀県立美術館
企画:山田創(滋賀県立美術館 学芸員)

お問合わせ:日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 事業部
メールアドレス:info@diversity-in-the-arts.jp
電話:03-5577-6627(平日9:00~17:00)

つくる冒険展 特設ウェブサイト
北海道立函館美術館 公式ウェブサイト

会場

[北海道立函館美術館] 日本、〒040-0001 北海道函館市五稜郭町37−6

北海道立函館美術館
日本、〒040-0001 北海道函館市五稜郭町37−6

  • 1。市電
    「函館駅前」から湯の川方面乗車、「五稜郭公園前」下車 徒歩7分
  • 2。バス
    「函館駅前」から函館バス
    19・25・30・33・50・51・53・55・59・60・61・67系統などで「五稜郭公園入口」下車 徒歩3分
  • 3。タクシー
    JR函館駅より10分、函館空港より20分