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【メイン画像】北海道立函館美術館で「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人―たとえば、『も』を何百回と書く。」開催

(カテゴリー)展覧会

(ニュースのタイトル)北海道立函館美術館で「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人―たとえば、『も』を何百回と書く。」開催

(更新日)2025年05月16日

(この記事について)

今夏、滋賀県立美術館所蔵 日本財団コレクション 約450点 が函館へ

本文

日本財団DIVERSITY IN THE ARTSと北海道立函館美術館は、2025年7月12日(土)から9月7日(日)まで、「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人 ―たとえば、『も』を何百回と書く。」を開催します。

日本語では、「生(なま)の芸術」と訳されてきたアール・ブリュット。1940年代、フランスの画家、ジャン・デュビュッフェが、精神障害者や独学のつくり手などの作品に心を打たれ、提唱した美術の概念です。本展は、2023年に日本財団より滋賀県立美術館に寄贈され、2024年に滋賀県立美術館にて14年ぶりにまとまった形で展示された45人の日本のアール・ブリュットのつくり手による作品、約450点を函館でお披露目します。

たとえば、「も」を何百回と書いたり、他人には読めない文字で毎日同じ内容の日記を記したり、寝る間を惜しんで記号を描き続けたり―冴えたひらめきや、ひたむきなこだわりを形にするため、出どころの謎めいた発想と熱量をもって挑む、そんな冒険的な創作との出会いをお楽しみください。

本展に加えて、函館巡回展では特別に、現在の道南地域のアール・ブリュット作品も紹介します。

出展作家紹介

畑中 亜未《赤ちょうちん(2つ)》2004年

平瀬 敏裕《無題Ⅲ》2006年頃

八重樫 道代《チャグチャグ馬コ》2002年

松本 寛庸《西陣織の柄》2007年

舛次 崇《ペンチとドライバーとノコギリとパンチ》 2006年

八島 孝一《自転車に乗った猫》1999年

西本 政敏《バス》2005年

撮影:大西暢夫 写真提供:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA 滋賀県立美術館蔵(一部、寄託)

出展作家:石野敬祐、伊藤峰尾、伊藤喜彦、岩崎司、上里浩也、上田志保、内山智昭、大梶公子、大久保寿、小幡正雄、鎌江一美狩俣明宏、橘高博枝、木伏大助、木村茜、木本博俊、 齋藤裕一、佐々木早苗、澤田真一、滋賀俊彦、芝田貴子、舛次崇高橋和彦、高橋重美、 土屋正彦、富塚純光、西本政敏、畑名祐孝畑中亜未、秦野良夫、平岡伸太、平瀬敏裕、 平野信治、藤野公一、戸來貴規、松田僚馬、松本寛庸、水谷伸郎、宮間英次郎、 村田清司、八重樫道代、八島孝一山崎健一、吉川秀昭、吉澤健

函館展特別展示:道南地域のアール・ブリュット
伍樓賢太、佐久間智之、佐藤朱美


インフォメーション

つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人―たとえば、『も』を何百回と書く。 

会期:2025年7月12日(土)- 9月7日(日)
開場時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
休 館 日:月曜日(7/21、8/11は除く)、7/22(火)、8/12(火)
会 場:北海道立函館美術館 特別展示室
観 覧 料:一般920(720)円、高大生610(410)円、小中生300(200)円

主催:一般財団法人 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS、北海道立函館美術館
共催:北海道新聞函館支社
後援:函館市、函館市教育委員会、NHK函館放送局、FMいるか
協力:福祉とアーツ北海道、北海道旅客鉄道株式会社函館支社、五稜郭タワー株式会社、函館美術館ボランティアいちいの会
特別協力:滋賀県立美術館
企画:山田創(滋賀県立美術館 学芸員)

お問合わせ:日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 事業部
メールアドレス:info@diversity-in-the-arts.jp
電話:03-5577-6627(平日9:00~17:00)

つくる冒険展 特設ウェブサイト
北海道立函館美術館 公式ウェブサイト

会場

[北海道立函館美術館] 日本、〒040-0001 北海道函館市五稜郭町37−6

北海道立函館美術館
日本、〒040-0001 北海道函館市五稜郭町37−6

  • 1。市電
    「函館駅前」から湯の川方面乗車、「五稜郭公園前」下車 徒歩7分
  • 2。バス
    「函館駅前」から函館バス
    19・25・30・33・50・51・53・55・59・60・61・67系統などで「五稜郭公園入口」下車 徒歩3分
  • 3。タクシー
    JR函館駅より10分、函館空港より20分