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アート・文化・人を通じて、ダイバーシティ(多様性)の意義と価値を伝える記事を発信しています
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和歌山県和歌山市にある絵画教室〈ほっとチョコレート〉。そこから、いくつもの作品がコンクールで受賞をしている——そう聞いて、JR和歌山駅から車で10分ほどの場所にある市営のコミュニティセンターに向かっ…
日本三名瀑(めいばく)のひとつに数えられる袋田の滝。そのすぐ近くに〈袋田病院〉という精神科病院がある。2019年秋に、「袋田病院美術館(アートフェスタ2019)」が開催された。〈袋田病院〉では201…
イッセー尾形の 妄ソー芸術鑑賞
セロテープで何重にも貼り付けた飛行機は、 過酷な人生を送った男の、幸せな時間そのものだった。
“障害がありながらがんばっています”。ではなく、ちょっとおもしろい、ちょっと気が抜けるようなエピソードに溢れた作品を、より魅力的な形で社会に届けたい。〈リトルアトリエスイッチ〉の活動が少しずつ周囲の…
長野県上田市にある〈NPO法人リベルテ〉。商家を改装した建物の中には障害のあるメンバーたちが作ったものを売るショップ、奥にはアトリエスペースなどがある。地元にじわじわと浸透する〈リベルテ〉を訪ねた。
「よかったら描きますよ」。そう言いながら下描きなしでするすると。ペンを走らせやがて立ち現れたのは、とても愛らしい想像上のキャラクターだった。
エドワードM.ゴメズさんはスイス、アメリカ、日本に拠点を持ち、ジャーナリスト、作家、評論家、グラフィックデザイナー、キュレーター、環境保護論者など様々な活動をしている。ゴメズさんに、多様性のあるアー…
ある日、目覚めると、タヒチの奥地に借りた家の前に、胸像が置かれていた。 これを見たゴーギャンが感じたことは……。
「さとちゃん、そろそろ終わりにしようか」。姫野さんが愛用の竹ペンを置くときは、通っている絵画教室の先生の集中力が切れたときだ。
あえて計画をせず、そのとき、その瞬間のグルーヴを大切にする。〈ふくろうの森ビル〉は、ビル1Fの〈ジェラテリアふくろう〉を入り口にしながら、誰もが自由に振る舞い、様々な価値観と出合う場所として機能して…
彌園哲志さんは絵画教室〈ほっとチョコレート〉(和歌山県)に滞在する間、紙から目線を外すことなく、黙々と描き続ける。最近のモチーフは飛行機。それぞれの機体の個性を見抜き、慎重に色を選び、絵に落とし込ん…
聖火のもとに集まる魚と、走る人たち。 一見、平和そうに見える彼らは「地球防衛軍」として、 大切な使命を帯びていました。
「お猿さんは?」「いいね」。描きたいものが見つかれば、丈六萌寧さんの世界が自由に広がっていく。華奢な手だが、描き出す線はつよく、まっすぐだ。和歌山県の絵画教室〈ほっとチョコレート〉に通う彼女のもとを…
黒いペン1本で、一枚の絵のなかに次々と描き出される仏像。手本にする写真の仏像は厳かな表情だったのに、栗原勝之さんが描く仏像は躍動感があって表情豊かで、それぞれ性格も違って見えるのがおもしろい。
細い筆でスッと線を引き、その内側を着色していく。パレットにある12色を筆先でちょこちょこと取りながら。
いつも柔和な笑みを浮かべながら、刺繍の作業に没頭する前野勉さんは、鹿児島県<しょうぶ学園>「nui project」のベテラン選手。頑ななまでに自分のペースを守りながら、ひと針ひと針、ゆっくりと縫い…
細くて小柄な体のどこからこのエネルギーが湧いてくるのだろう。目の前の木の切り株にヤスリを当て、一心不乱にその手を動かす。
野球が好き、野球選手を描くのも好き。サッカー? よくわからない。でも、作品を制作する日は川崎フロンターレの選手の写真を探してきて、躍動感溢れる一瞬をとらえて描く。
島田虎之介さんは、漫画の持つ多様性を体現する作品を生み出す。市井(しせい)の人が織りなす営みや、人生や瞬間に光をあてる。『ロボ・サピエンス前史』を出版した島田さんに、多様性を知るためのヒントを訊ねた。
きっかけは一通の手紙から。<しょうぶ学園>で立体作品を作っていた鵜木二三子さんが、職員に宛てた手紙には、独特の絵画世界が描かれていた。立体と絵画作品、両方の世界を行き来しながら創作する「二三子ワール…
フィリベール監督、11年ぶりとなる待望の日本公開作は、『人生、ただいま修行中』。パリ郊外にある看護学校を舞台に、出自も年齢も宗教も違う生徒40人が繰り広げる群像劇は、過酷な看護師の現場を浮き彫りにし…