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アート・文化・人を通じて、ダイバーシティ(多様性)の意義と価値を伝える記事を発信しています
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魔法のペンのようにハサミを使いフリーハンドで作品を生む。その生き物たちは彼の見た世界の一部であり、世界と繋がるコミュニケーション手段でもある。
紙にハサミを入れると、繊維状になった切り込みは糸のようなうねりを生む。楽器を弾くかのようにハサミを操る彼は、リズムを刻みながら紙と向き合う。
「認められたい」という一心で絵を描く。作家にとって雑念ともなりそうなその感情とは裏腹に、西川さんの絵にはどこかプリミティブなムードすら漂う。
相合傘とチューリップ。この2つのモティーフがキャンバスにいくつも重ねられていく。その繊細で大胆なタッチは揺らぐ恋心を映し出しているのだろうか。
声を出したり、歩き回ったり。皆が自由きままに創作活動を行う〈やまなみ工房〉のアトリエの片隅に、ひとり粛々と絵を描き続ける人、森雅樹さんがいた。
1本の割り箸と墨汁、真っ白な画用紙。そして好きな音楽が鳴っている自分だけの空間。岡元俊雄さんの創作の日々は、とてもシンプルだ。